C面ノギス C面ゲージ |東栄工業株式会社 シートメタルツール・測定工具・プレスブレーキ金型

C面ノギス

面取り量を数値で測定
面取り寸法の測定・ケガキに

  • ピタゴラスの定理から割り出した目盛線により、C0.1~C15.0の数値測定ができます。
  • 0.1mm単位のC面取りのケガキが可能。
  • 従来のC面ゲージは隙間を見ながら判断する曖昧な目測ですが、C面ノギスはバーニヤ目盛で読み取るため、より正確な測定ができます。
  • C面寸法および溶接開先寸法が正確・迅速に直読できます。

 

フライス加工、溶接の開先加工に

C面のケガキ作業に

旋盤加工の面取り測定に

測定方法

C面測定

  1. 本体の固定ジョウを測定物に直角に当てます。
  2. 本尺をスライドさせてC面へ突きあて、本尺とバーニヤ目盛線の一致したところを読み取ります。

C面のケガキ

本尺はつまみネジを締めて固定することができます。バーニヤ目盛を読みながら本尺を取りたいC面寸法に合わせてください。

穴の面取り測定

穴の内側の面取り測定には内径φ20以上必要です。

測定値の読み取り方法

バーニヤ目盛での読み取り例

  1. まず、バーニヤ目盛の「0」のところの本尺目盛を読みます。0が4と5の間にあるのでC4と読みます。
  2. 次にバーニヤ目盛線と本尺目盛が一致するところを読み取ります。バーニヤ目盛は1目盛がC0.1なので、C0.5です。
  3. 最後に本尺目盛の数値とバーニヤ目盛の数値を足します。
    1.で最初に確認したC4に2.で読み取ったC0.5を足してC4.5が測定値となります。

C面ノギスの原理

下図の寸法を面取り寸法のC1といいます。A寸法はピタゴラスの定理から√2/2=0.707mmとなります。この0.707mmを 1目盛とした本尺目盛線のゼロと、バーニヤ目盛線のゼロが一致したところがC面ゼロとなるように作られています。

C面ノギス 仕様

名称 C面ノギス
型番 C15
C面寸法測定範囲 外接角度90度の面取り角45度でC0.1~C15.0
最小読取値 C0.1
測定精度 ±C0.1
寸法 本体:t2.3mm / 本尺:t0.5mm
材質 本体:SPHC-P リン酸亜鉛メッキ処理
本尺:SUS420J2 シルバーメッキ処理
トレサビリティー 校正証明書の発行非対応
価格 ¥9,500